「なぜ出来ないのか:ND思考」よりも「どうやったら出来るのか:DD思考」を考えることの本質

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どうも、ワタナベです。

 

いきなりですが…

仕事の世界ではミスはつきものですよね。

失敗をしない人なんていませんから。

 

ただ、「なんで同じミスをするんだ!!」と叱責する上司と「どうやったら出来るのか?」と問いかける上司がいるとしたらあなたはどちらの上司と話をしたいですか?

 

今日は同じミスをしてもそこからリカバリーするための「なぜできないのか?」と「どうしたらできるのか?」の2つの視点から考えてみようと思います。

 

「なぜできないのか?:ND思考」を考える本質

まずは大前提として、どれだけ人間は頭で考えても行動としてアウトプットしなければ、その違いは周囲には伝えられません。したがって最終成果は「行動すること」と起きます。

 

失敗から「なぜできないのか」ということをアウトプット=行動までを整理すると、

 

「なぜできないんだろう(原因の追求)」

「〜がいけないのではないか(原因の特定)」

「じゃあ、〜をすることが次回は必要だな(原因回避のための仮説行動の決定)」

「実際にやってみる(行動発揮)」

 

シンプルに整理をすると、こういう4つの思考ステップになるのではないでしょうか。

 

「どうしたらできるのか:DD思考」を考えることの本質

それでは一方で「どうしたらできるのか」思考でアウトプット=行動までを整理すると、

 

「どうしたらできるだろう(仮説方法論の検討)」

「〜したらいいんじゃないか(仮説行動の決定)」

「実際にやってみる(行動発揮)」

 

 

そうなんです。

DD思考(←勝手に名付けました)だと行動発揮への思考のステップが一つ少ないのではないかと。そういうことを思ったわけです。

 

人間の脳もスタミナというものはありますから、意外とこういうことが次なる行動への繋がりやすさとして考えられるのはないかと思います。

 

まあ実際の課題解決には理由も把握することが必要だと思いますが、まずはD(どうしたら)D(できるんだろう)のDD思考で物事を考えるように意識してみてはどうでしょうか?

 

 

Keep Going Forward

 

 

Ken Watanabe